■人生で初めて「自殺志願者」と会ったときのこと。
3年前くらい、
人生で初めて「自殺」を本気で考えてる女のコと出会った。
京都に3泊4日で禅の修行に行ったときだ。
当時ぼく21歳、彼女22歳だったと思う。
彼女は社会人1年目で、
人間関係がうまくいかなくて
「自分なんていなくてもいいんじゃないか」
って、真剣に考えてた。
美大を卒業してて
絵が上手だった。
普通の女のコだった。
僕はひとりで参加してたから、
同じ歳くらいの人が
ひとりで禅に来てる理由を知りたい
と思って話しかけた。
そしたら、
「自殺考えてるんです。」
ってさらっと言われて、
ドキッとしたのを覚えてる。
初めてそういう人に会ったから、
ただただ話聞いてた。
職場での人間関係のこと、
友達との関係のこと、
過去のこと、、
当時の僕にとっては、
正直理解できない世界だった。
「なんでそんなことで悩むんだろう？」
「そんなの気にしなくていいじゃん。」
って思った。
僕の悩みといえば
もっとお金稼ぎたい
頭良くなりたい。
とかそんなものばかりだっだ。
「自殺」を考えたことはない。
いちばん辛かったのは
高校のときに彼女に振られたときだ。
今となっては視野狭すぎなんだけど、
当時の僕にとっては、何ヶ月も引きずる出来事だった。
友達には
There are plenty of other fish in the sea.(※)
って言われたけど、
その当時のぼくにとっては、何を言われようが辛かった。
彼女もそういう状態だったんだろうと思う。
＊自分を愛すること
＊人を理解すること
が大事だって、その禅修行ときの法話を聞いて思った。
「社会の常識」ってのはおかしいから
就職できなくて自殺を考えるとか
周りから冷たくされて
仲間はずれにされて自殺考えるとか
ありえないと思う。
人間関係に悩むこともある。
これ読んでる人はたぶん変わり者だから。
すべての悩みは「人間関係」ってよく言う。
無人島でも今の悩みは存在しますか？
って考えてみるといい。
誰かに合わせるってカッコ悪い。
他と違わないヤツとか超ダサい。
嫌われるために生きた方がいい。
↑↑↑
これくらいに思ってても
いいんじゃないかなと思う。
＊自分を愛すること
＊人を理解すること
が大事。
自分も含めて、多様性を認めること。
僕は、たぶん自分のことしか考えてないし、自分の成功とか成長ばっかり考える傾向があった。(良くも悪くも)
けど、だから「自分を愛すること」には長けてるんじゃないかと思う。嫌になることも多いけど、まぁ20年以上付き合ってるので自分のことはよくわかる。
「人を理解すること」に関しては、日々修行中です。これはたぶん一生つきまとうので、「100%理解するのは不可能」という前提のもと、努めています。
LINE@勢いで始めたけど、
いろんな人の話聞いてたら、
自分の器の小ささにも気づけた。
いろんな方の話聞くけど、
「そんなの大丈夫だよ。」
って思ってしまう。
「どうでもいい。」
ってことをよく言うけど、
ほんと「大丈夫だよ。」
って思うんだ。
で、ちゃんと話を聞いて
「大丈夫だよ。」
って言えることは
価値あることだと思った。
ぼくだって、
「自分なんていなくてもいいんじゃないか」って思うこともよくある。
けどそんなもんだと思う。
自分ひとり消えたって、
世界は明日も変わらず回る。
けど、これ読んでなんか感じてくれた人がいるなら、ちょっとは生きてる意味があるんじゃないか、と思いながらブログを書いたりしてる。
だから、自分も自分のことちゃんと信じて愛してあげることが大切。
そしたら、自殺とかなくなると思う。
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※There are plenty of fish in the sea.
海に魚はたくさんいる。
→「他にもいいコなんてたくさんいるよ！」
