■脳は、勝手に「意味付け」する。
脳は、出来事や環境や他人に勝手に意味をつけるようにできています。
もともと出来事に意味はついていない。
今日は雨だから
部屋が狭いから
これはやったことないから
もともと苦手だから
好きじゃないから
あいつが近くにいるから
上司の言い方が嫌だったから
、、、 そこに嘘はないと思う。
けど、ほんとうにできない理由、嫌な理由はそこなのかな。
脳は、環境や出来事や他人に対して、勝手にさまざまな「意味付け」をする。
そのようにできている。
言い訳しないほうがいいとわかっていても、言い訳してしまうのが人間です。
「今日は気分が乗らないから」「ここはなんか集中できないから」っていうのは確かにそうかもしれない。
けど、「雨=気分が乗らない」という意味はもともとついてないし、「やったことない=気分が乗らない」という意味をつけたのも自分の脳だってことは忘れずにおきたい。
もともと意味のついてないものに、知らないうちに長い時間をかけて「意味付け」されているものばかりです。
人間の脳には、そういう仕組みが備わっている。
だから、それをやめるという話ではなく、その意味付けから離れて、客観的に自分をコントロールすることが大事ではないかと思います。
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