「ビジネス書」をすべて売って、「小説」を毎日のように読む理由。
久しぶりの更新です。
最近持っている本をほぼ全て売りました。一部は残ってしまったのですが、またブックオフに集荷に来てもらおうと思います。
思い切って「本」を断捨離してみた。
大阪に引っ越してから1年間ほど、流行りの「ミニマリスト」というものを意識してたのですが、唯一、断捨離できていなかったのが「本」でした。
部屋には、このくらいしかモノはなくて、寝るのもソファベッドで十分でした。
けど、シンプルに見せておいて、実は、クローゼットの中に大量の「本」を隠し持っていました。
外側は、すっきりしているようで、頭の中はごちゃごちゃしてました。たぶん。
クローゼットの中の本は、自己啓発本から健康関連、ビジネス、小説などなど300冊ほど。
「いつか」ブログを書くときや、「いつか」落ち込んだとき、「いつか」知りたくなったときに手に取りたい言葉がクローゼットにたくさんしまってありました。
けど、「いつか」のために取っておくのは、自称ミニマリストとしては、恥ずべき行為でした。
「いつか」着るだろうと、一生袖を通すことのない洋服によって、新しく入ってくるはずだったより良い可能性を捨ててしまうのと同じです。
ということで、
今回、一度リセットしました。
「本棚を見れば、その人がどんな人かわかる」とぼくは思ってます。
改めて、綺麗で優しくおもしろい、ときに厳しく酷な冷たい言葉を浴びていきたいです。
そういった言葉も、できるだけ自分の中に溜め込んでしまわずに、自分のために社会のために、発信したり行動していければと思います。
なぜ小説を読むのか。
今はビジネス書は読むのやめて、小説ばかり読んでます。
(いま、読んでるのはこれ。チャールズ・ブコウスキーは、あまり好きじゃないけど、なんかたまに読みたくなる人。)
小説も、書店のランキングに並ぶようなものは、読んだらすぐに売ってしまっています。
いわゆる自己啓発本と呼ばれるものやビジネス書、流行のものはあまり読んでません。
「好きなことをして生きよう」「ポジティブに」「幸せになる」という、キャッチフレーズが最近、いやになるほど世の中にはびこっていますが、そういった情報は、「すべてビジネス」だと思っていいと思います。それによって儲けているのはどこか考えてみればいいです。
ぼくもこれまで啓発的なことをブログで書いたりしてますが、基本的に「自分の言葉 」だけを信じていればいいと思ってます。
ネットが普及して、たくさんの言葉や情報を得ることができるようになりました。
僕たちが「見ることができる世界」「想像できる可能性」は広がったと思います。
と、同時に「選別する」という能力が必要になりました。
個人がこんな風に文章を書いてしまうから、質の悪い情報もたくさんネット上に流れています。
また、Facebookのタイムラインや、Amazonのおすすめ、ネット広告、Youtubeのおすすめ動画など、、
これまでのあなたの検索履歴などから「あなた好みの情報」ばかりが溢れるようになりました。
SNSなどでも、自分好みの人ばかりとつながることができるようになりました。
これは、良い面もあるのですが、「自分の世界を狭めてしまう」可能性があると思うのです。
ぼくが毎日のように違う映画や小説、音楽をたくさん観たり、聴いたり、読んだりしてるのは、そのためです。
もちろん、単純に「面白いから」というのがいちばんですが、あえて理由をつけるなら「自分の世界を広げるため」です。
「世界を広げる」というか、他人の気持ちを想像できたり、共感したり、新しいことを受け入れたり、常識を疑ったり、自分の世界観をつくることが大事だと思ってます。
ビジネス書や啓発本ばかり読んでいれば、あなたの脳が反応する情報も、先ほど書いたような「好きなことをして生きる」「幸せになる」といった言葉ばかりになります。(※これが悪いというわけじゃありません。)
ぼくも心地よい人とだけ繋がりたいですし、心地よい言葉だけを浴びていたい。自己啓発は必要だと思ってます。何か行動するきっかけになります。
ただ人生は、新しく「想像」することや、「行動」していくことだと個人的には思っているので、こうして読んだり書いたりして、楽しみたいなと思ってます。
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