本とボールと地球のあいだ

ゆるく、こっそり、いまを生きるためのブログ

■感情はコントロールするな。

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よく、

 

「感情をコントロールしよう」

とか

「何があってもポジティブでいよう」

 

みたいなことが言われる。

 

僕も、たぶん、同じようなことを過去に言っていた気がする。

 

けど、いろんな経験をして、感情をコントロールする必要なんてない、と思い直しました。

 

感情はコントロールできない。

 

そもそも、感情はコントロールできないんです。

 

感情って起こるもの。

ただ感じてしまう。

反応してしまうもの。

 

「感情」って、完全に外部の刺激によって起こるんです。

 

てことは、それは、どんな環境にいて、どんな人といて、どんな状況にいるか、、みたいなことに左右される。

 

他人の行動まではコントロールできません。何が起こるかもわかりません。

 

だから、感情は、完全に他人のもので、外部のものなんです。

 

コントロールできない。

 

 

感情って仕掛けられた感情の可能性が高い。テレビCMなど、多くの広告を見ればわかります。「ほしい!」と思うのも、ニュースに腹がたつのも、すべて外側の要因です。

 

 

だから、感情に向き合うのは、自分以外に主導権を握られるってこと。

 

 

 感情は利用するべき。

 

じゃあ、はじめからコントロールしようなんて思わなくていい。

 

前までは、嫌なことが起きても、イライラしないようにしよう、前向きにいよう、と感情を抑えようとしたりしてました。

 

けど、

 

重要なのは、「なぜその感情が出てきたのか?」ってところです。

 

感情それ自体には意味はない。と思ってたほうがいい。

 

 だから、

 

感情に左右されないようにしよう。感情を抑えよう。じゃなくて、感情は利用するべき。

 

 

イライラするなら、その感情を利用して行動すればいい。怒りや悲しみも。

 

マイナスはいけない、ポジティブに考えようではなくて、「なぜ?」という客観的な視点を持つことです。

 

 

感情を抑え込むのではなく、「あー、だからイライラするのか」「だから悲しいんだな」「だから嬉しいんだ」と、外部の刺激と自分の内面を客観的にみるもう一人の自分を持とう。

 

感情なんて意味はない。

 

その前提で、冷静に感情を利用すればいい。

 

感情はコントロールできないけど、周りの環境を変えることはできます。

 

どこに行くか、どこに住むか、誰といるか、何をするか、、など。

 

たとえば、「お金を使い切るから不安な感情が出てきて行動力が生まれる」「発言したからやるしかなくなる」みたいに。

 

そういったコントロールできることにフォーカスすることが大切なんだと思います。