■やる気がでないときは、こう考えるといいよ。
2017年がスタートして、もうすぐ2週間。
一日一日ちゃんと過ぎていますね。
理想を言えば、毎日「やる気満々」で過ごしたいものですが、そうもいきません。
自分なりにこんなことも考えたのですが、
どうしても、「なんか今日はだるいなー」って日はあります。
問題は、やる気を出す方法を考えるのではなく、やる気の出ないときにどうするかなんです。
ということで、
やる気のでないときはこう考えよう論です。
1. やる気にこだわらない。
そもそも、やる気にこだわらないこと。やる気について考えないことが大切です。
なぜ、やる気にこだわりすぎないほうが
良いかというと、やる気にこだわればこだわるほど「行動できない時間」が増えるからです。
人生を変える、目標を達成するために必要なのは、やる気ではなく行動です。
やる気があるから行動できるように思うかもしれませんが、やる気と行動は全く別のものです。
やる気がなくても行動することはできます。
そうそう、
やる気がなくても、やることはできるんです。
↑
これ大事です。
例えば、「今日はなんかやる気しないなー」と思ったとして、「まあ、どうでも良いか」と思えれば、なんの影響もないのですが「え?なんでこんなにやる気がしないんだろう?」って考え出すと、やる気を出すために時間を使ってしまうことになります。
やりたいことじゃないからでは?
目標設定がよくないのでは?
食べるもの?
昨日あんま寝てなかったっけな?
、、
などなど、「やる気がでない理由探し」をしてしまうのです。
本屋でモチベーションアップの本を買ったり、一日中「やる気を出すため」だけに時間を使ってしまった...ということにもなりかねません。
テスト勉強の途中で、机の整理を始めてそのまま一日が過ぎてしまうようなもの。大事なのは「テスト勉強をすること」なのに、そのための準備で時間がなくなってしまっては本末転倒ですね。
やる気にこだわりすぎて、やる気満々のベストな自分を求めすぎるのは、本末転倒です。
2. やる気はただのドーピング。
よく、新年の目標を立てた後とか
セミナーに参加した後、
本を読んだ後、
感動する映画をみた後など、
「今日から頑張ろう!」って気持ちになります。時間を大切にして、無駄にせず頑張らなくてはと思うことってあると思います。
けど、その気持ちがずーっと続くなんてこと今まであったでしょうか?
たぶん、ないと思う。
「よし、やるぞ!」って気合いを入れるやる気は、ただのドーピングみたいなものです。
一時的なものに過ぎません。
こういう「やる気」は、むしろ、すぐ冷めてしまうし、また次の刺激を求め続けることになり、継続せず、結局身になりません。
3. やる気がなくなったら違うことをすればいい。
やる気なんて続かないのが大前提です。
そして、上にも書いたように、勢いのあるやる気はタチが悪い。
だから、
やりだした途中で、疲れてしまった。集中が切れてしまった。もう、やだ。ってなってしまったときは、潔くやめましょう。
気分転換の時間も大切です。
好きな音楽を聴く、散歩してみる、おいしいもの食べる、遊びに行く、、
なんでもしたらいい。
無意識の部分で、ちゃんと「やるべきこと」が把握できていれば、時間が経てば自然と行動したくなってきます。
4. 淡々とやるのがいちばん強い。
やっぱり、最初に戻りますが、やる気にこだわらないことです。
やる気なんて出さずに、やるべきことがあるのであれば、「淡々とこなす」のがいちばんです。
「やる気がでないこと」を理由に、やる気を出す方法を考えている時間が勿体無いです。
そもそも、やる気はやりだしてからでてくるものです。
人の脳みそはそういう風にできてます。
やり始めてから「やる気」が出る。っていうのにはちゃんと理由があって、やる気がなくても作業を開始すると、脳の「側座核」っていう部分が興奮してやる気がでてくる。たしか「作業興奮」って言うらしい。
だから、「とにかくやる」って大事。
ただただ、始めてみましょう。
繰り返しになりますが、一番大切なことは「やる気がなくても、気にせずやること」だと思います。
やるべきことがあるのなら、まず淡々と始めてみることだ。