本とボールと地球のあいだ

ゆるく、こっそり、いまを生きるためのブログ

カキフライが無いなら来なかった

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だいぶ前に買った本だけど、何度も読み返してしまう本。

 

まさかジープで来るとは

 

 

も最近Amazonでぽちっとしてしまった。

 

又吉×せきしろの自由律俳句集です。

 

※自由律俳句とは、五七五などの決まりのない文字通り「自由」な俳句です。

 

 

たとえば

 

・まだ何かに選ばれることを期待している

・手を振るには早すぎた

・数ある中でラッセンの絵か

・俺も酔ってここに座る日がくるとは

 

などなど、、

 

なんとも言えないけど、あるあるのような、くすっと笑ってしまうような形式のない俳句がたくさん詰まってます。

 

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ずっと読んでしまいます。

なんか飽きません。

鞄に忍ばせておくのにおすすめです。

 

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自由律俳句、ときどき頭の中で考えてしまうのですが、言葉を使うトレーニングにもなります。

 

まさか隣に座るとは

今日は黒猫がいない

自己紹介の番が近づいてくる

 

なんとなく伝わるような、共通の体験がなければよくわからないような..

 

この前、編集の講座で13文字のトピックを作るワークショップをしたのだけど、それに近い感じもする。

 

よくヤフーのトピックにあるようなタイトルを考えるというものでした。

 

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(ちなみに今日のヤフーニュース)

 

あれはたった13文字でしっかりと情報を入れて「クリックしたい」(続きが読みたい)と思わせる文章です。

自由律俳句も同じように、どんな背景だったのか?って知りたくなるものもたくさんあります。

 

本の中では、背景が説明されているものもあって面白いです。

 

 

 最近、本読んでないなー、読む時間ないなーといった方にもサクッと隙間時間に読めるのでおすすめです。