本とボールと地球のあいだ

ゆるく、こっそり、いまを生きるためのブログ

■ファッション。

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学生の頃ほど、おしゃれに気を使わなくなった気がする。

 

いや、気は使っているのだけど、シンプルなもので、サイズ感とか、着心地を重視するようになった。

 

服資材の会社にいたから、着るものにはふつうの人より関心がある。生地の種類とか、それがどこからきて、どこで縫製されて、染色されて、とか、どのシーズンにサンプル作って、量産されるのか、、とか少し知識がついた。

 

「ファッション」って服を思い浮かべるけど、英語で"fashion"は「流行」って意味。毎年毎シーズン流行は作られる。そう、作られている。

 

僕たちの知らないところで、今年のトレンドカラーが決まり、ファッションショーが開催され、それを真似してファストファッション業界は「より早く、より安く」流行のものを生産する。僕たち大衆の手にも届くように。

 

それによって、僕たちがきっとやりたいと思わない仕事を、僕たちがきっと生活できないような賃金で働く人たちが世界のどこかにいる。そんなことも僕たちは自分の消費に忙しくて知ることはない。

 

2016年は断捨離とかいって、(引っ越しが多かったこともあり)たくさん服は捨ててしまったけど、昔着ていた服で、ふと着たいと思い出すものもある。何でもかんでも必要のないものを捨てるのも寂しいと学んだ。古いもの、ストーリーのあるものが好きになってきた。アンティークとか興味なかったけど、最近はわざわざお店探してる。服もできるだけ古着で探す。

 

「地球に優しい」を売りにするものがたくさんあるけど、いちばん地球に優しいのはあるものを使うことだと思う。

 

「エコ」という言葉は嫌いだ。たとえばエコカー減税とか、低燃費とか車業界ではあるけど、ほんとうに「地球に優しいから」なんて理由でそれらの車を買っている人はいないと思う。そもそも人は生きてるだけで地球からしたら迷惑でしかない。人がエコ製品を買うのは、自分たちの払う税金が少なくなり、ガソリン代も浮くからだ。なのに、その「いいことしてるぜ感」を売りに宣伝するのなんて、エコなんかじゃなくてエゴでしかない。

 

ファッションからかなり脱線してしまった、、。

 

その人が身に纏うものって、その人自身よりも、ずっとその人のことを表すことがある。経験上、だいたい服のイメージと性格は一致する。それぞれが、それまでに見てきた服の中から自分好みのものを選んで着ている。親から着せられてきた服や憧れの先輩の服、友達の持ってたカバンなど、大量のサンプルから自分だけの色を出している。

 

「服とかどうでもいい。」っていう人がいれば、ちゃんと服装には気を使ったほうがいいと思う。自分が着る服は、相手も含めた空間の装飾でもあるから。相手の着てる服によって、気分も変わる。自分の着る服もその日の気分に大きく影響する。着る服は大事。

 

、、

 

だらだらと書いてしまったけど、とりあえず、服が好きだと自覚した話。(あまり買わないけど。)

 

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